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RINの書き物置き場。 一部官能物もあるので、18歳未満は見ちゃダメっ!
Posted by - 2017.09.25,Mon
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Posted by RIN - 2007.11.24,Sat

・・・・・・・・・(副長の憂鬱~中2~

たっぷり数分、ようやく二人の唇が離れた。

 

「・・・愛してる。この世界に存在する誰よりもお前を愛してる。だから…」

やさしくエリスを腕の中に抱き、再び今度は魔法の呪文を最後まで言う。

 

 

「んっ・・・えぐっ・・・ず、ずるい・・・」

「え?」

言の葉を紡いだ途端に彼女の瞳が潤み、そのままツゥーと涙が一筋零れ落ちる。よく訳が分からないクルスクの腕の中でエリスが嗚咽を上げる。

 

その姿にいつもの気丈で口うるさい副長の姿はなく・・・

 

 

「ズルイよ、たいちょぉ・・・」

 

・・・19歳の、まだ少女の面影を残す女性、エリス=コナーがいるだけだった。

 

「えっ!?なんで・・・?」

 

今度はクルスクが焦る番だった。

確かに多少は拒絶されていたのは事実であったが、今はもうお互いが納得しているはずだし、そもそもさっきのキスではエリスのほうも積極的に唇を絡めてきた。けしてエリスのほうも嫌な訳ないはずなのだが・・・一体何が『ずるい』のだろう?

 

「お、俺・・・何か不味いことでも-・・・

 

-したのか?

そう言おうとした彼の言葉はエリスに遮られる。

 

「ずるいぃ・・・・・なんでこういう時は・・・そんなにかっこいい台詞決めるのよぉぉ・・・」

 

それはエリスの不満でもあり…

 

「…いつもは、いつもはあんなにちゃらんぽらんで・・・いい加減なのに・・・だから、うぅ・・・だから私があなたを好きになっちゃうんじゃないぃ!」

 

・・・喜びでもあった。

 

「私はっ!私は貴方に初めて抱かれた日・・・って言うか、あの日…貴方に初めて会った日からずっと好きでした。陳腐な言い方ですけど一目ぼれ・・・初恋って言っても良いです。だから・・・貴方の副官になれたときは嬉しかった。初めて・・・初めて抱かれた時は・・・夢じゃないのかしら?って位・・・嬉しかった。でも…私はそのときから変わっちゃって・・・どんどんはしたなくなっちゃって…だから、私…」

 

今までその大きな胸に溜めに溜めていた言葉を搾り出すかのように涙目で訴える。

エリス自身、初めて抱かれてからの自らの行為に驚いていたのだろう。初心な知識しか持っていなかったゆえの弊害か・・・

 

「うっ・・・うぅっ・・・ひぐっ・・・」

 

言いたいことを全て言い切ってしまうとエリスはまるで子猫のようにクルスクの胸の中で小さく蹲る。

 

「分かった、もう・・・良いから・・・さ?」

 

クルスクはそんな彼女がたまらなく恋しいと思い・・・

 

「あっ・・・」

 

・・・一つ二つとゆっくり頭を撫でてやる。

 

「たいちょぉ・・・」

 

「お前は・・・生真面目すぎるんだな。もっと男と女ってのは情熱的で本能的で・・・とりあえずそんなに思い詰めんな。ただでさえでかい胸が余計でかくなるぞ?」

 

「それセクハラぁ・・・」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
副長の憂鬱~後~)へつづく

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