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RINの書き物置き場。 一部官能物もあるので、18歳未満は見ちゃダメっ!
Posted by - 2017.09.25,Mon
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Posted by RIN - 2012.02.15,Wed
 前(嘘とほんとと意地っ張り11 ) 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「いやぁさぁ、そんなに色っぽい顔されちゃもうコッチのほうが元気になっちゃうし。受験勉強が忙しくてさぁご無沙汰なんだよね。だめ?琴姉?」

 

コッチってどっちですか!?

ついつい私は雄ちゃんの、その、あそこ、を凝視してしまう。勿論ズボンに収まっているので「生」ではみえないけれど・・・って生って何よ生って。

それにあぁ、やっぱりご無沙汰?なんだ。それで彼女さんとも別れちゃったのかしら?

 

って、そこじゃない、そこじゃないよ琴音っ!

「な、何が「ダメ?」なのかなぁ?」

これ、私誘われてるんだよね?そうだよね?雄ちゃんに「そういう事」を誘われてるのよね?いいのかな?明日試験なのにいいのかな?性急過ぎない?いや、さっき私もおんなじこと考えたけどさ、幾らなんでも今からって。私のプランでは大学に入った段階で雄ちゃんに抱いてもらって、処女だったって言って、婚約して結納して、新婚旅行は国内のほうが良いな。豪華な寝台列車に乗って、スイートで北海道に・・・・ってまた妄想しちゃった!

 

-いいの?ほんとにいいの?良いに決まってる?

 

「そりゃ琴姉・・・うん、まぁ・・・うん。」

って、ドキドキして聞いてみた反応は微妙。

え、何それ?なんでそんなに微妙な反応なの?期待した私が馬鹿?馬鹿なのね?なんというか、雄ちゃんもなんというかびみょ~な顔しちゃってるし。

 

「・・・・」

「・・・・」

お互いお見合い状態。コチコチと時計が時を刻む音だけが聞こえてくる。

「じ、冗談だよ琴姉。だいたい琴姉と俺じゃ釣り合わないよ。」

釣り合わない?うん、確かに私みたいな処女と雄ちゃんみたいに経験豊富な男の子じゃ釣り合わないよね。なんだか雄ちゃんの言葉で私達の時間が動き出したような気がした。

 

「あ、あはは、うん。そ、そうなんだ。…って何の話してるのかしらね私達。さっさとお風呂入って寝ちゃいましょうか?明日早いんだしね。」

慌てて残ったご飯を食べて、二人分の食器をシンクにまで持っていく。何が「そうなんだ?」なんだろう?自分自身で意味が分からない。うわぁ~ん、恥ずかしくって雄ちゃんの顔見られないよぉ!

あ、でも何だかんだ言って雄ちゃんと普通に話せてる気がする。内容はともかくとして…やっぱり雄ちゃん良いなぁ、変わってない。好きだよ雄ちゃん。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あ、あはは、うん。そ、そうなんだ。…って何の話してるのかしらね私達。さっさとお風呂入って寝ちゃいましょうか?明日早いんだしね。」

シタパタと琴姉がキッチンへと消える。あれは完全に引いてたよね。

「やっちまったぁ~」

一人残されて天を見上げる。くそっ、LEDの照明がまぶしいぜ。

 

あぁ呼べよ。呼びたかったらチキンと呼ぶがいい。無理。絶対無理。言ってるこっちが耐えられない。というか、空気に耐えられない。釣り合うわけないでしょうが。俺みたいな童貞高校生と経験豊富なお姉さまとじゃ…って、なんであんな会話になったんだろう。

「・・・」

あ、俺が発端か。内容はともかく、随分とお互い離れてた割にはうまく話せてるよね。

 

「ゆ、雄ちゃんは先にお風呂入っててぇ!もう沸かしてあるから~」

キッチンの向こうから琴姉の声が聞こえる。なんだか上ずって聞こえる気がするけど気のせいだろう。

ぐだぐだしてても仕方ない。切り替えよう明日は受験なんだ。さっさと風呂に入って寝てしまおう。

「じゃ先に入れさせてもらっちゃうよ~」

 

 

さて、風呂なわけだ。風呂である。琴姉がいつも使っているお風呂場である。

別段変わったところがあるわけでも無いが、どうしたってきょろきょろ見回してしまう。

きれいに整理されたお風呂セットに石鹸類。あぁ琴姉のいい匂いのもとはこのシャンプーか?んっ、これは剃刀?や、やっぱりこれは同棲してた男の…って女性用?あぁ無駄毛処理用の…

「やべっ…」

ここで琴姉毎日裸になって体を、大きな胸を…ダメだ想像しただけで…生々しい。

「・・・よし」

バシャリッ!

くぅ~冷水は効くねっ

 

チャポン

「ふふんふふんふんふん♪ちょっとだけよ♪」

いい気持ちだ。ついつい鼻歌も出てしまう。

それにしても長さんのギャグは完全に何度もリハーサルをかねて作られた物だったなんて…そりゃあ面白いに決まってるよね。なんで繰り返し同じことをやっているだけなのに飽きが来ないんだろう?逆に笑いを堪えることが出来なくなってくるし。当時PTAが見せたくない番組に入ってたと思うけど、それは純粋に面白すぎて勉強しなくなるからじゃないかって今の俺は思う。茶さんの「ちょっとだけよ」とかだって、笑いの問題だろう。少なくとも今のように性や暴力が過激すぎて…っていうのとは違うよね。

あぁドリフターズ全盛期のころに生まれたかった。あ、でもそうすると琴姉とは会えない訳で…まぁ結局今も琴姉とは微妙な関係なわけで…なんか思考が負のループになってしまっている気がする。

「だめだこりゃ!」

ザバリと湯から上がる。あぁ長さん、不甲斐ない俺を天国から見守ってくれよ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「だめだこりゃ!」

 

「えっ何が?」

つい聞き返してしまう。なにがダメなのかしら?そう、私は今脱衣所にいる。

雄ちゃんはお風呂に入ったのに、肝心の着替えを脱衣所に持ってきてなかった。そういうちょっと抜けてるところは昔から変わらないわよね。

雄ちゃんがベッドの横にもう一つ寝床を作ってから、着替えのシャツと、その…パ、パンツを持って脱衣所に入る。けしてパンツを抱きしめたり、つい、ついよ?クンクンと匂いを嗅いでなんかいない。いないったらいない。

 

「はいぃ!?えっ、琴姉そこにいるの?」

「え?いるよ?」

慌てた雄ちゃんの声。何をそんなに慌てているのかしら?ちゃんとお風呂も掃除しておいたし。変なところなんて無いわよね?リンスでも無くなってたかな?

「…あのさぁ、久しぶりに会ってこんなこと言うのも何なんだけどさ、琴姉警戒心無さ過ぎ。一応年頃でヤりたい盛りの男が裸一丁で、擦りガラス越しにいるんだよ?少しは気をつけてよ」

 

え、あっ…そうか。そうよね。
雄ちゃんも、外見とかはイメージとそんなに違ってなかったから、なんだか昔に戻ったみたいで安心してて…つい忘れちゃってたけど、雄ちゃんもそうだもんね。男の子だもんね。

「あ、うん、ごめんなさい。つい問題無いかなぁ…って」

他の男の人とは絶対にこんな事出来ないけど、雄ちゃんだったらぜんぜん問題ないと思う。弟みたいな存在だから?ううん、私が雄ちゃんの事が好きだからかなぁ。雄ちゃんの気持ちを考えていなかったのはよくなかったと思うけど。

次( 嘘とほんとと意地っ張り13

 
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